運動不足が体臭をひどくする?
体臭 運動
運動不足と汗の関係

運動と体臭について関連はあるのか疑問に感じてる方もいると思います。体臭がきつくなる原因はいろいろですが、運動不足だと体臭がキツくなりやすいと言われています。
現在の日本はいろんなものが便利になり、慢性的に運動不足になりやすい状況です。日常的に運動する時間を確保できずに、筋力が低下してる方も多いです。
運動不足で筋力が低下してくるとちょっと身体を動かして筋肉を使ったときに疲労物質の乳酸が溜まりやすくなります。乳酸が溜まると汗腺のなかのアンモニアの分泌を促すので汗臭い臭いがでやすくなります。
また、運動不足だと汗がべっとりして体臭もきつくなりやすいです。これはエクリン腺の「汗くささ」強くなるためです。こうしたベタついた汗はアルカリ性が強く細菌が好む汗なので細菌が繁殖しやすくなり、体臭がひどくなりやすいということです。べったりとした汗は身体を流れにくくなりますので、同じところに留まりやすく、そうした汗が皮膚の表面の細菌を増やす要因となり嫌な臭いがしやすくなってしまいます。
運動不足になると乳酸を含んだ汗でべたつきやすく、菌が繁殖しやすくなってワキガもひどくなりやすいので注意が必要です。
運動不足による体臭を予防、改善するポイント
基本は運動は日頃から行い、汗をかきなれておくのが大事なポイントです。汗はかきなれていれば臭いも少なく、サラッとした汗になります。汗の成分がアルカリ性から酸性に変わることで細菌の繁殖も抑えることができます。そうした酸性の汗をかきなれてると汗腺が鍛えられて、嫌な臭いがでにくくなります。
具体的には有酸素運動が有効です。ジョギングやウォーキングを取り入れることで汗をかきなれますし、健康にもいいので様々な病気の予防にも役立ちます。ほかにも水泳やサイクリング、エアロビクスなど自分が興味があって続けられそうな運動を取り入れていくようにしましょう。有酸素運動の時間は20分以上したほうがいいです。
忙しい方は毎日はできないかもしれませんが、時間を見つけて少しづつ有酸素運動をしていきましょう。急に気合をいれて運動をしてしまうと身体を壊したり、筋肉痛で苦痛を感じて続けにくくなってしまうので少しづつ運動の量を増やしていきましょう。
こうした普段やっていないことを習慣づけるためには、ハードルを低くするのが有効です。いきなり20分歩くというのではなく、最初は10分とか5分でもいいので近所を歩いてみるというのも良いと思います。こうした小さなハードルを越えていくことで自分に自信がつきますし、徐々にふやせば無理なく習慣にしやすいです。
夏場とか季節によっては汗をかくことで水分が不足して脱水症状になってしまう危険性もあるので注意が必要です。汗をかいたときに水分だけではなくミネラルなども不足しやすいのでスポーツドリンクを飲むようにしましょう。
運動不足による体臭はサプリや消臭スプレーを使っても根本的な解決にはならないのでしっかりと運動を取り入れるようにしましょう。お風呂とかの半身浴で汗をかき慣れることも有効です。体質改善にはある程度の時間が必要なのですぐに結果を求めずに少しづつ改善していきましょう。

2016年10月04日
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